チェンマイ・ヒナステラ国際音楽祭&トラベル

2016年度審査員


こちらは2016年度の審査員リストです。最新版は審査員のページをご参照ください。

各審査員の名前をクリックしてください。
 
審査委員長
Chaipruck Mekara (指揮者/タイ)

mekaraチャイプルック・メカラ 
チェンマイ出身。パヤップ大学卒業後、ルーズベルト大学にてロバート・ロンバード博士に師事し、修士号を取得(作曲とクラリネットの複数学位)。

2003年、ノースウエスタン大学にてスティーブン・シバーラド博士、ウイリアム・カーリンズ博士、ジェイ・アラン・イム博士に師事し、作曲科博士(音楽)課程修了。海外で教育を続行したアジア人作曲家の多くと同様に、メカラも海外在住中に自国の価値を見いだすようになる。

東洋の美的価値観に西洋的な作曲技法を組み合わせる試みをする。メカラの楽曲はタイ・ユース交響楽団、チェンマイ交響楽団、TIMFアンサンブル(韓国)、チェンマイ在住のTIMF音楽家など、数々のアーティストによって演奏された。

作品はオハイオ州シンシナティのワールド・クアイアー・ゲームス(2012年)、ミネソタ州ミネアポリスの国際トランペット協会(2011年)、タイ国際作曲祭、エイジアン・ヤング・ミュージシャンズ・コネクションにて公演され、イリノイ州ノースウエスタン大学、イリノイ州コロンビア・カレッジ、アイオワ大学、サンバーナーディーノのカリフォルニア州立大学、イリノイウエスリヤン大学など、アメリカの数カ所の教育機関にて講義も行なった。タイ王国においてはチェンマイ・ユース・フィルハーモニック・バンド交響楽団を創始した。

指揮者としては、2005年から2006年、ザ・ヴォイス・スタジオ制作のミュージカル「ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」の音楽監督を務める。2005年には「ファルン・ラム・タオ」を作曲、交響楽団及びタイ王女のためのタイ・クラシカル・オーケストラの指揮をした。2015年、中華人民共和国広西チワン族自治区南寧市で開催された中国ASEAN音楽週間で指揮者として招聘される。現在はチェンマイ交響楽団及びチェンマイ・フィルハーモニック・バンドの音楽監督と指揮者、パヤップ大学音楽学部で作曲教師を努める。

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芸術監督
瀬田敦子(ピアノ/日本)

atsuko大阪府池田市出身、タイ・チェンマイ在住。
1996年イタリアで開催されたマスタープレイヤーズ国際音楽コンクールで優勝、指揮者リチャード・シューマッハーに才能を見いだされ、ヨーロッパデ ビューを果たす。その後ヨーロッパ各地でリサイタルを開催、毎年ポーランドのオーケストラからソリストとして招聘されるなど、精力的に演奏活動を続けてい る。また、在日本大使館の後援でレバノン国立交響楽団と初めての日本人ソリストとして共演、ブルガリアの日本文化月間行事に招かれてソフィアフィルハーモ ニーと共演する等、ますます活躍の幅を広げている。現在、タイを拠点に日本とヨーロッパを行き来する一方、タイ王国パヤップ大学音楽学部客員教授として、 タイの音楽教育、AFSチャリティコンサートにも力を入れている。

特筆すべきは、アルゼンチンの作曲家ヒナステラの作品演奏で、2004年にイタリアで開催された国際音楽コンクールIBLA GRAND PRIZEでオールヒナステラプログラムリサイタルを披露し、ヒナステラ特別賞を受賞、2005年にはニューヨークカーネギーホールでヒナステラソナタ第1番を演奏した。又2006年にはポーランドに於いてWalbrzych Sudetic Philharmonic Orchestraとヒナステラピアノ協奏曲第1番のポーランド初演を果たし、ひときわ高く評価されている。

  • 「瀬田敦子はヒナステラ音楽の情趣を、色彩と情熱と魂を携えて理解しているすばらしい芸術家である。」エドゥアルド・デルガード(ピアニスト・カリフォルニア州立大学芸術部教授)
  • 「瀬田敦子はアルゼンチンの作曲家ヒナステラの演奏に於いて卓越した代表者であり、その演奏解釈は傑出している。」スイス・AGENDA紙97年8月
  • 「日本人ピアニスト瀬田敦子は明らかにこの20世紀の作曲家ヒナステラの音楽と恋に落ちている。彼女は自由奔放に情熱的に、そして微笑さえ浮かべて彼の 音楽を表現し、聴衆を魅了した。」・・New York International Composer 2005年4月, Jeffrey James
  • 「瀬田敦子はいろんな世界(彼女自身の世界、又は作曲家ヒナステラの世界、そして聴衆の世界をも)を自由に制御し、同時にその並外れて素晴らしいテク ニックによって彼女が演奏している楽器を支配し、その音楽的な本質を巧みにコントロールしていた。このような説得力あふれるピアニストを見つけるのは容易 な事ではない。無限に思われるほどの申し分ないエネルギーを持ちながら、同時に非常に繊細で豊かな精神性があるのだから。」 Pagine dal Sud Italy 2004年10月, Gino Carbonaro

2008年より夫と共にタイ王国チェンマイ在住し、数多くのソロ・リサイタル、CPOと共演ピアノ協奏曲の演奏をしている。現在客員教授としてパヤップ大学音楽部で教鞭をとっている。2015年4月、タイの学生たちと日本コンサートツアーを企画し、日本のTVで紹介される。
瀬田敦子公式ウエブサイト
 
受賞歴/審査員歴

  • 1992 日本クラシック音楽コンクール 全国大会 第3位受賞
  • 1993 全日本ソリストコンテスト・ベストソリスト賞受賞
  • 1996 マスタープレイヤーズ国際音楽コンクール(イタリア)
         全部門最優秀賞であるマスタープレイヤーズ大賞受賞
             日本クラシック音楽コンクール審査員
  • 1997〜1999 マスターズプレイヤーズ国際音楽コンクール審査員
  • 2013 音楽クリティッククラブ奨励賞受賞
  • 2004 IBLA GRAND PRIZE(イタリア)ヒナステラ特別賞受賞

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名誉芸術監督, 審査委員会長
Eduardo Delgado (ピアノ/ アルゼンチン)

EduardoVignetteエドゥアルド・デルガード
世界各地の聴衆や批評家たちは、熱く強烈で華麗、かつ広がる感性をエドゥアルド・デルガードのピアノ演奏技術に見いだしている。4大陸全土・・・欧州、南米、アジア、北アメリカの主な音楽主要都市で活躍中。バッハから現代作曲家と幅広いレパートリーを通じて、音楽が彼に深く影響を与えているのを聴衆は直ちに感じ耳にする。そしてどのリスナーとも深い個人的な感情を自由に分かち合う演奏家である。
アルゼンチン、ロサリオで生まれる。エドゥアルド・デルガードは母親であるアメリアより早期トレーニングを開始し、ロサリオのアルミンダ・カンテーロスから学ぶ。その後ベニスのセルジオ・ロレンツィ、ブエノスアイレスのヴィンセンテ・スカラムッツァ、マンハッタン音楽学校のドーラ・ザスラフスキー、ジュリアード音楽院のロジーナ・レヴィーンに師事。ウラディミール・ホロヴィッツ賞、アルゼンチン・モーツァルテウムやマーサ・ベアード・ロックフェラー、コンサート・アーティスト・ギルドからの奨学金を受ける。
デルガードは日本とカリフォルニア州、イタリアにおける大学数校のピアノ科も含め、常に地元、国内、そして国際的に教育者、講義、マスタークラスのアーティスト教師として招聘されている。フラートンのカリフォルニア州立大学にて20年間に渡り指導し、著名なピアニストであるアリシア・デ・ラローチャへ敬意を表して才能豊かなピアニストのための奨学金基金を設立した。奨学基金を寄付するにあたり、マダム・ラローチャと共にカリフォルニア州ヨルバリンダのリチャード・ニクソン図書館にて開会リサイタルを行なった。デルガードはまた、ウィリアム・カペル、ジーナ・バッカウアー、日本のベガ音楽コンクール、ブエノスアイレスの第2回マーサ・アルゲリッチ国際ピアノコンクール、サンアントニオ国際ピアノコンクール、ロサンゼルスのホセ・イタービ・コンクール、ノルウエイ・トロムソのトップオブザワールドなどでの審査員を務める。2016年、テキサス州でのサンアントニオ・インターナショナルにて審査員を努める予定である。 デルガードはイタリアのペルージャ音楽祭とディーノ・チァーニ音楽祭、スイスのヴェルビエ音楽祭、ルガノとブエノスアイレスのマーサ・アルゲリッチ音楽祭で演奏、マーサ・アルゲリッチ、ガブリエラ・モンテーロと共演。カリフォルニア州コスタメサのオレンジ・カウンティ・パフォーミングアーツ・センターにてベートーベンの「合唱幻想曲」、コンスタント・ランバートの「リオグランデ」をパシフィック響&パシフィック・コーラルと共演。他、地元アルゼンチン・ロサリオにてテノール歌手ホセ・クーラとのリサイタルや子供のための公演を行なうなど。デルガードの出身州であるサンタフェの知事より指名され、ステートキャピタル市営シアターにてエルメス・ビネール州知事就任式での演奏を行なう。また近年では、イタリア・プルージャでの音楽祭で公演および指導、再び日本に招聘されリサイタルとマスタークラスも行なっている。2015年、サウスカロライナ州のコロンビア大学で開催されたサウスウエスターン・ピアノ祭にて審査員を務め、イタリアのシュラーン国際音楽祭とトーディ・ミュージック・マスターズ祭での演奏を行なった。9月には出身国であるアルゼンチンでツアーを行ない、11月と12月には中国北京で指導。
デルガードは在ブエノスアイレスのUNESCO、出身地のロサリオの市長より、音楽大使としての貢献に対して栄誉メダルを授与された。
 
音源リスト:

  • The complete solo piano music of Alberto Ginastera in two volumes for MA Records in Tokyo.
  • A CD of romantic works of Schumann, Chopin and Mendelssohn, IRCO Records, Buenos Aires.
  • A CD with tenor Jose Cura for ERATO Records
  • Anhelo (Songs by Argentinian Composers), Jose Cura, tenor, Ernesto Bitetti, guitar, Eduardo Delgado, piano, Paris

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審査員

Daniel Pittman, D.M.A. (指揮者/USA)

DanielPittman150ダニエル・ピットマン
アメリカの各地の大学での指導歴は40年以上に及ぶ。ジョージア・サザーン大学では16年間の音楽終身教授、楽団監督を務め、国際研究センターを暫定的に監督した。国際協力へ深く傾倒し、革新的な音楽海外留学プログラムを導き、学問的な音楽教育を伴ったアンサンブルによる欧州ツアーを世界各地の欧州アカデミック研修にて行なった。アメリカでの従事に加えてピットマン博士は英国、ドイツ、オーストリア、イタリア、チェコ共和国、オーストラリア、タイにおいてアンサンブルの指揮をし、優れた演奏活動をする。
最近ではタイ王国チェンマイのパヤップ大学への貢献で、フルブライト・シニア・スペシャリスト助成金が授与された。現在はチェンマイに在住し、チェンマイ交響楽団の客員指揮者として活動しており、現地の音楽芸術の成長と拡大のためのコンサルティングとサポートを続けている。

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Ilona Krzywicka(ソプラノ/ポーランド)

IlonaKIlona Krzywicka is a young Polish soprano gaining recognition on stages at home and abroad.
In 2008, while studying, Ilona debuted as Halka in the homonymous opera by S. Moniuszko in the open-air stage in Radziejowice Palace, Poland directed by Teresa Żylis- Gara. The Polish orchestra Iuventus, conducted by Tadeusz Wojciechowski, accompanied the project. Subsequently she embodied the role of Tatiana (E. Onegin). In the following year she completed her studies with distinction at the I. J. Paderewski Music Academy in Poznan, Poland.

Also in 2009 Ilona was selected from 350 candidates to participate as a soloist in the Opéra National de Paris’s development programme for young artists – ‘Atelier Lyrique’. During the period 2009-2012 she participated in the following opera productions: La finta giardiniera, W. A. Mozart (Arminda; MC 93 Bobigny), Street scene, K. Weill (Ann Maurrant; Amphithéatre Bastille), Orpheus and Eurydice, C.W. Gluck, arr. H. Berlioz (Eurydice; MC 93 Bobigny and the National Theatre Bordeaux-Aquitane), Mirandolina, B. Martinu (Mirandolina; MC 93 Bobigny), Rigoletto, G.Verdi (Contessa di Ceprano; Opera Bastille), Madama Butterfly, G. Puccini (La Madre di Cio-Cio-San; Opera Bastille), La répétition interrompue/Les Troqueurs, A. Dauvergne (Julie; Amphithéatre Bastille) and Faust, P. Fenelon (Suschen; Palais Garnier). She has received the “Prix Lyrique AROP 2012” that rewards the best young singer of the season. She is the winner of many national and international competitions.
In 2013 Ilona performed the part of Donna Anna from Don Giovanni together with Capella Cracoviensis conducted by Tomasz Adamus and in 2014 Erste Dame from Magic Flute during Rheinsberg Festival in Germany.

Ilona has participated in vocal and interpretation master classes in many different countries with such distinguished artists as Joanna Kozłowska, Irene Kremling-Domański, Helena Łazarska, Ann Murray, Sylvie Valayre, Natalie Dessay, Ruggero Raimondi and Klaus Haeger.
She continues to study with Teresa Żylis- Gara.

She performed in concerts with the Orchestra of the National Opera of Paris at the Palais Garnier and also in UK, Italy, Greece, Russia, Austria and Lithuania. Her concert repertoire covers oratorio and symphonic works such as: Mozart’s Coronation Mass and Requiem, Shostakovich’s 14th Symphony, G. G. Gorczycki’s Completorium, Stabat Mater by J. Haydn, G. Rossini, A. Dvorak, G. B. Pergolesi and L. Boccherrini, La Vierge by J. Massenet etc.
She has worked with conductors including: Maurizio Benini, Semyon Bychkov, Daniele Callegari, Geoffroy Jourdain, Micheal Helmrtath, Antony Hermus, Vladimir Kiradjiev, Bernhard Kontarsky, Kevin McKutcheon,Alexendre Myrat, Marius Stieghorst , Paul Weigold, Tadeusz Wojciechowski; and stage directors: Laco Adamik, Irene Bonnaud, Kay Kuntze, Jarosław Kilian , Dominique Pitoiset, Pia Partum, Ryszard Peryt, Stephen Taylor and Robert Wilson.

In the season 2015/16 she debuted as Flowermaiden at the Royal Opera Madrid in Wagner’s “Parsifal”. She sang Cio-Cio-San at the Opera in Szczecin and Musetta at The Krakow Opera. In the season 2016/17: Micaela from “Carmen”by G.Bizet and Cio-Cio-San from”Butterfly” by G.Puccini at the Opera in Szczecin.

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Gino Carbonaro (アコーディオン/イタリア)

GinoCarbonaroジーノ・カルボナロは、哲学博士としてローマ・ラ・サピエンツァ大学を卒業。職歴としてイタリア語と歴史を指導し、後に高校の校長となった。あらゆる活動に関わっている。著作家として「ラ・シチリア」というイタリア全国紙の文化紙面で多方面に渡るテーマの記事を寄稿する。また、「シチリアのことわざの女性」というシチリアのことわざと伝統に関する書籍を執筆し出版。地元の著作家たち促進のため各種書籍を出版した。ジーノ・カルボナロはまた、芸術評論家であり音楽家でもあり、世界各地の民族音楽を学び収集している。
11歳よりアコーディオン・ピアノを学ぶ。「モーディカ地方」を含む、伝統的なシチリアのアコーディオン民族音楽を収録した数多くのCD音源の録音を行なった。ジーノ・カルボナロのブログでは、「サリエリとモーツァルトの生涯」「彫刻家カノーヴァ」「アルゼンチンのタンゴとその歴史」などの多岐にわたるテーマのエッセイが投稿されている。Youtubeにはカルボナロが録音した有名なアルゼンチン・タンゴの楽曲を含むピアノ・アコーディオンの編曲がアップロードされている。
2006年、大阪文化センターから招聘され日本を訪問、8校でシチリアの民族音楽の紹介をし、日本滞在中には“Kubo” 民族学博物館公会堂、豊能町立ユーベルホール、大阪「まだま村」、神戸市内の私劇場などでコンサートを数回行った。1994年から2006年までの12年間に渡り、イタリアの「イブラ・グランド・プライズ」国際コンクールの審査員を務める。
ジーノ・カルボナロはスコットランド人の妻クレアと3人の息子と共に、シチリア州ラグーザ郊外に暮らしている。

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Esti Rofe (フルート/イスラエル )

EstiRofeエスティ・ロフェ
イスラエル出身のエスティ・ロフェは、彼女の世代で最も才能豊かなフルート奏者のひとりとして評されている。2012年のアレクサンダー&ブオーノ国際フルート・コンクールで第1位を受賞し、カーネギーホールでのデビューを果たした。
幅広い世界的な活動を行なっており、パリのシテ・ド・ラ・ミュジックやサルガヴォ、ベルリン劇場、テルアビブ美術館など、世界一流のホールにてコンサートを行なう。
エスティ・ロフェは名高いパリ国立高等音楽院のソリストプログラム完了過程への入学が認められた数少ないフルーツ奏者であり、同校にてモーリス・ブルグ、ソフィー・シェリエに師事する。ミュンヘン音楽大学ではアンドラーシュ・アドリヤンの指導を受け、主席で二つ目の学位を取得した。ルービン音楽アカデミー(テルアビブ)卒。
エスティ・ロフェはランパル国際フルート・コンクール(パリ)、レオナルド・デ・ロレンツォ国際フルーツコンクール(イタリア)、「A Puncielli」国際フルート・コンクール(イタリア)、テルアビブ・アカデミー木管楽器コンクールなど、数多くの著名な国際コンクールで受賞している。
ロフェは、パリ室内管弦楽団、ローマ・アカデミア・フィルハーモニア管弦楽団、イスラエル室内管弦楽団、イスラエル・カメラータ・エルサレム、パリのフランス国立高等音楽院「Orchestre de Prix」など、数多くのオーケストラでソリストを努める。
デンマーク室内管弦楽祭やパリの「スターズ・オブ・トモロー」祭、スペインのサンタンデル祭、フランスのパブロ・カザルス祭、ベルリンの「ライジング・スター」祭など、多様な祭典に参加するなど、活発な音楽活動を行なっている。
エスティ・ロフェはドイツのヴィラ・ムジカ・アンサンブルの元メンバーであり、若手音楽家を激励するユーディ・メニューイン・ライブミュージック・ニュー・ファンデーションの支援を受けていた。ロフェはマイヤー・ファンデーションとマーク・リッチ・ファンデーションよりその芸術性で殊勲賞を授与され、米以(アメリカーイスラエル)カルチャル・ファンデーションからの支援を受けている。
ドイツのSWRラジオ、ポーランド国営ラジオ、イスラエル放送局、デンマーク放送などのテレビ及びラジオ番組で録画・録音されている。
イングリッシュ・ナショナル・オペラ、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団、モスクワ室内管弦楽団などでソロ・フルート奏者として演奏。
現在はイスラエル・カメラータ・エルサレムで主席フルート奏者を務めている。

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Ricky Tsang (ピアノ/香港・中国 )

rickyリッキー・ツァン
ピアニストであるリッキー・ツァンは地元、中国本土、アメリカなどで演奏をし、オーストラリアの国際的な学校対抗パフォーマンス・チャレンジ賞の勝者としてカンタス航空とジェイデイ・ミュージックとの契約をむすびオーストラリアツアーを行って、39番通りセシリア・ミュージック・コンサートでのゲスト・アーティストとして取り上げられた。オーストラリアでは聖セシリア音楽院から奨学金を授与され、アルバート・ホールでのソロ・リサイタルを行なった。ツァンの他の優秀な演奏として、中国新疆ウイグル自治区政府によるニューイヤー・コンサート、第7回アイス&スノー文化祭でオーケストラと共にソリストとして参加演奏した「黄河」ピアノ協奏曲は、新疆ウイグル自治区で広範囲に放送された。ゼンダイ・ヒマラヤ・アート・フェスティバルのグランド・オープニングのセレモニーでのゲスト・アーティストとして注目され、中国上海のDaguanシアターで演奏した最初のピアニストとなる。香港アート・フェスティバルでの一連のマスタークラス、中国深セン市での第10回ピアノ・デュオ・コンクールの閉会コンサートでも演奏を行なった。
リッキー・ツァンは香港演藝學院で職業音楽訓練を受け、後に上海音楽学院での国際音楽祭とアカデミーの委員会のメンバーとなる。
主に、リ・ミンチャン、モウ ショウウ、ガブリエル・クォック、ゾウ・ケン、アンジェラ・チョラキアンなどに師事。
現在、リッキーはヤングピアニストのための香港国際音楽コンクール、夏季ピアノ祭、香港演藝學院の芸術監督を務め、香港と中国本土でのあらゆるコンクールの審査員も努めている。

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Song Hong Chamber Music (室内楽/ベトナム)

sonhon
ソンホン室内弦楽団

2009年正式に結成、ソンホン室内楽団はハノイを流れる河が名前が由来になっている。ベトナムにおける第一級の室内楽アンサンブルと見なされているソンホン室内楽団ーーファム・トゥルン・ソン(バイオリン)、ファン・チ・ト・トゥリン(バイオリン)、ダオ・ツエット・トゥリン(チェロ)、パム・キン・トゥラン(ピアノ)、クック・ヴアン・コーア(ヴィオラ)ーーは、広範囲のレパートリーのコンサートで高く評価されている。「春」と銘打ったメインコンサートは恒例イベントとなった。ベトナム国内中に熱心なファンを持つ。
ソンホン室内楽団の各メンバーはベトナム国立音楽院や諸外国で学んでいる。トゥルン・ソンはノルウエイのバラット・ドゥー音楽院で学び、ファン・チ・ト・トゥリンはザルツブルク・モーツァルテウム大学で、パム・キン・トゥランはドイツ・ヴァイマルのフランツリスト大学で、クック・ヴアン・コーアはルーマニアのブカレストで学んだ。
ソンホンは伝説的なバイオリン奏者である今井信子(ミケランジェロ弦楽四重奏団)、グラミー賞受賞者であるジャン・カーリン (サウスウエスト室内楽団)、ウルリケ・ダンホーファー(ウィーン国立音楽大学)に師事する。オーストリアのAsies弦楽四重奏団、ドイツのエディス・ザルツマン、そしてベトナムのあらゆる著名なソリストたちとも共演した。
2014年、ソンホン・アンサンブルはウエス・ベンソン奨学金を授与され、ロサンゼルスのイ・パルピティ室内楽マスターコースに参加、エドワルド・シュミーダー教授(アメリカ・テンプル大学エスター・ボイヤー音楽校)、マーティン・チャリフォー(ロサンジェルス・フィルハーモニックのコンサートマスター)に学び、2014年4月のビバリーヒルズでの公開コンサートでロサンゼルスでの活動を完了した。
2015年ソンホンは中国の南寧市から始まり、インドネシアのジョグジャカルタ市へ、VNAMグランドコンサートホールからリスペスへ、旧市街文化交流センター、ハノイのアートスペース・マンジなどでコンサート活動を行なう。
過去6年間、ベトナム、タイ、インドネシア、中国、アメリカなどの主要都市で数百をものコンサートを行い、クラシックや新時代の作曲家のマスターピースを演奏している。最近、ソンホンはハノイ・ニュー・ミュージック・アンサンブルの創設メンバーとなる。
ソンホンは活発な交流活動やコミュニケーションをしており、 クラシック音楽の情熱を新しい聴衆たちに広める最も効果的な手段が室内楽であると考えている。

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Alessio Monti (ギター/イタリア)

AlessioMontiアレシオ・モンティ
アレシオ・モンティはギタリストであり作曲家で、1966年にイタリアのポップグループでエレキギター担当し最初の音楽活動を開始、反戦に関する数多くの歌を書いた。数年後、「ロック体験」の後にクラシック・ギターの学びを開始し、1983年にフィレンツェ・ルイージ・ケルビーニ音楽院で最優秀の成績で学位を取得、正式な音楽教育を完了する。広範囲に渡るオリエントへの旅はアレシオのスタイルに大きな影響を与え、彼の東洋哲学の研究は作曲家の意識と音楽探究に取り去ることのできない印象を残した。彼のスタイルは非常に創造力に富み、ミニマリストからジャズ、東洋から西洋のクラシックの伝統など、多くの異なるジャンルの愛好家たちに大いなる興味を与えることだろう。アレシオは真に彼自身の内側の創造的な空間に浸透しており、その体験によってギターで何ができるかを見直すことになる。

アレシオは芸術的な活動にも精力的に関わっており、欧州、アジア、アフリカ、アメリカ中の多くの注目すべき国際的なオーケストラや音楽祭に参加し、聴衆やマスコミからの激賞を得ている。
また各国でのラジオやテレビのライブ録音や、数多くのギター・コンクールの審査員 として頻繁に招聘されている。
アレシオの創意は、海外や自国イタリアの双方においてマスタークラス、ワークショップ、会議などの指導要員としての高い需要がある。
ソロ・ギターをはじめ、シタール、フルート、クラリネット、ソプラノサックス、バイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、パーカッション、そして電子楽器を駆使したアレシオ作曲の楽曲は25のCDに収録されている。
アレシオのプロフィールと数曲の作品と録音はイタリアのパガーノ出版で編集された「現代作曲家図鑑」に収められている。
現在、アレシオはタイに在住しており、チェンマイのパヤップ大学音楽部で教鞭をとっている。
最近、イタリア・ミラノの「エソテリック・ライブラリー」によるイタリア語訳のヒンドゥの聖典「バガバッド・ギータ」のBGMを作曲、3枚組のCDにて出版される予定である。

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チェンマイ予選審査員


Judith Utley
(ハープ–USA)


Annette George
(フルート–USA )


Duo-Scherzo
(ピアノ4手–日本)


Devorah Childs
(声楽–USA)


Ayu Namtep
(ピアノ–タイ)


Apirat Praphanwong
(バイオリン–タイ)


Krit Mekara
(バイオリン–タイ)

   

 

バンコク予選審査員


中川恵里
(ピアノ–日本)


Bakhtiyor Allaberganov
(ピアノ–ウズベキスタン )


Maris Arents
(ダブルベース–ラトビア)